書籍『熱海の奇跡』が第9回「不動産協会賞」を受賞
この度、株式会社machimori代表取締役社長・市来広一郎の著書『熱海の奇跡』(東洋経済新報社)が、2019年3月19日(火)に第9回「不動産協会賞」を受賞しました。
PDF版プレスリリースはコチラ
これまでの背景
株式会社machimori代表・市来広一郎が、「廃れていく熱海をなんとかしたい」と12年前に熱海にUターンし、地元の方々や企業と協力しながら、熱海のまちづくり、活性化に注力し、少しずつ変化の輪を広げてきました。
昨今では、一時年間240万人まで落ち込んでいた観光客数が、300万人を超えるなど「小さなV字回復」を遂げたとの評価をいただいています。
2018年には、これまでの10年間を書籍にした『熱海の奇跡』を刊行する運びとなり、これまでの10数年を立ち返ると共に、今後の10年を考える良い機会ともなりました。
不動産協会賞からの受賞理由
不動産協会賞の意義は、不動産協会が直面する幅広い課題について一般の方々に読んでいただき、世間全般からご理解をいただくのに資する著作物を対象としており、狭義の“不動産”にこだわりません。
今回の市来氏の『熱海の奇跡』におかれましては、2018年度1月~12月に出版された地方再生や地方創生を扱う出版物において、熱海の再生、活性化、そして復活をさせるためのプロセスが具体的に記載され、不動産協会賞の意義に一致するものと考えており、選考委員会により表彰作として決定致しました。
市来広一郎による受賞コメント
街をなんとかしたいと始まった、小さな地方都市での街再生の取り組みがこのような賞をいただけることはとても嬉しいことです。
私たちの取り組みを多くの方に知っていただくことで、住んでいる街や、生まれ育った街、好きな街の再生に向けて、動き出す方が一人でも多くの生まれるきっかけとなればと思っています。
熱海の街の再生はまだまだ始まったばかり。これからも熱海の街、そして、似たような地方都市の再生のためにできることを、一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。