地域課題に対するプロジェクト!!【橙収穫&橙の魅力を伝える為のワークショップ 活動日誌①~きっかけ、想い編~】
こんにちは!naedocoコミュニティマネージャーのみっすー(廣野)です!
先日、会員さんやmachimoriスタッフなど約10名で橙収穫&橙の魅力を伝える為のワークショップを開催しました!
naedocoのコミュニティマネージャーとして初めての企画。
とてもドキドキしておりましたが、天気にも恵まれ畑の中で海を眺めながら収穫する橙。
そしてご協力いただいた岡野谷さんのお話を聞きながら、橙サイダーやマーマレードを味わう。色々な方とお話をする機会にもなり、とても濃い時間となりました。
今回はこれらを記録していく為にも
・このイベントを企画したきっかけと、想い。
・当日の様子
・今後の活動 の3回に分けて活動日誌を書いていこうと思います。
第1回目は
【このイベントを企画したきっかけと、想い】についてです。
最初の小さなきっかけとしては、「会員さん同士がよりコミュニケーションをとったり、繋がれる場が作りたい!」という想いでした。
最近の会員さんの傾向として熱海へ移住してきた方や2拠点居住の方が増えてきています。naedocoでは会員になる前に必ず面談をさせて頂くのですが
その際に「naedocoや熱海でどういう風に過ごしたいか、どういう風に人との繋がりを持ちたいか」などをお聞きします。
そうすると「仕事をしっかりやりたい。」というのはもちろんですが「会員同士のコミュニケーションや熱海について知りたい。熱海と関わっていきたい。」という声をお聞きします。
ずっとそういった想いがある方に対し、何か場やきっかけを作ることが出来ないかと考えていました。
その時に今回ご協力頂いた岡野谷さんにお会いし、そこから今回のイベントに繋がっていきました。
岡野谷さんは現在、橙の生産を守り次世代に残すためにCitry companyという会社を立ち上げ兼業農家として活動されています。
橙は熱海の特産品として正月飾りに使われたり、マーマレードなどに加工されて使われています。熱海では以前まで約300軒近くあった橙農家が現在では約80軒となっており、この減少は後継者問題や事業としての問題など様々な事が原因となっています。
岡野谷さんは橙農家の倉田さんに出逢い、「橙は熱海の宝」という言葉に動かされ、事業継承し現在は橙農家として2年目を迎えています。
橙の卸値は100円/㌔。岡野谷さんは「次の人が橙農家という仕事でしっかりとご飯を食べていけるようにしたい」という想いがあります。
その為にも、橙の魅力をより多くの人に伝えていく必要があります。「橙はあまり知られていない、使われていない。だからこそ可能性は無限大。」岡野谷さんの言葉はいつも前向きです。橙の価値を高め、全国へ、そして「橙」という名前で世界へ。
岡野谷さんの沢山の想いに触れ、橙農家だけでなく熱海に色々あると考えられる地域課題と呼ばれるもの。今後はこれらをnaedocoの1つのプロジェクトとして会員さんと共に一緒に考え行動し何かを作り出したり出来ればと思っています。
少し長くなってしまいましたが、今回のイベントへの想いなど知っていただき、共感して頂ければとても嬉しいです。
次回は「収穫体験&ワークショップの様子」です!お楽しみに~~!!